分生に行った。

数年前に行った分生と比べると、
発表内容がもう一歩踏み込んだ感じになっていて、
遺伝子ネットワークへの理解がそれなりにでも進んでいるんだという印象を受けた。
まあこう書いている時点で
日々の論文読みをサボっているという告白をしているようなものだけど・・。

生物のひとつの特定分野について勉強しようとすると、
まず覚えなければいけない根本的なことは
そんなに数多くないのは変わらないのとはいえ、
遺伝子数が多くなって大変な状況になっている気がする。
かといってシステム的な解析をやるには、情報リソースに課題が多いし。
(↑こういう話題がテーマがバイオインフォのセッションであった。)

当方はバイオインフォを専門としているが、
バイオインフォは生物・プログラミング・バイオインフォと
かなり毛色の違うことを勉強しなければいけない領域。
それなりの基礎知識はもちろんいるのだろうけど、
どの分野も勉強しなければならない知識が急増している。
どこにつっこんで勉強していけばいいか覚悟を決めること自体が、
研究者のセンスとして求められている。
どの分野も重要そうに思えるが時間と気力には限りがあるし、どうしたものか。